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タタミワールドルポ その1
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     畳表の『い草』の本数で、その畳の高級度が分かるという。
 数え方と基準の目安をわかりやすく解説。さっそく足元の畳をチェックしてみよう。
   
     
    ▼畳表のい草の本数を診断    

AとBの山は表裏が逆
 

   

 畳は、顔に当たる『畳表(たたみおもて)』、内部の『畳床(たたみどこ)』、左右の『縁(へり)』の3部分に分かれる。
 畳の格付けは、それぞれの部分でグレードがあり、総合的に判断される。ここではまず、畳表についてみてみよう。
 およその基準をタタミワールドの中村浩二さんに聞いてみると、「加工前の状態で長さ(長け:たけ)がおよそ200cm程度です。従いまして、10cmあたり、250本〜350本。最高級の「ひのさらさ」ですと350本/10cmくらいで、トータル7,000本くらい打ち込んでおります。」とのこと。
 また、「畳のい草を数えるときに注意が必要なのは、い草を交互に打ち込みますので、表と裏があります。」と付け加える。
 左上の図で、Aのライン(山)で数えたい草は、Bのラインの裏に沈んでいる。
 このことから、家庭でチェックする場合は、ABのラインどちらかの本数を数えて考えると、以下のように格付けできるらしい。
 ▼1ラインあたり
  ●最上級 175本/10pくらい
  ●上級品 150本/10pくらい
  ●中級品 125本/10pくらい
  ●下級品 125本/10p以下

 ちなみに筆者の住むマンションの和室では、約140本/10cmだった。

 このい草は、国内産では九州産が8割を占めるという。昔ながらの『備後表』と呼ばれる広島産は時代とともに生産量は減ってはいるものの『地草』とも呼ばれ、最高の品質を維持し、今でも根強い人気がある。

 タタミワールド及び中村畳工業所では、畳の本当の良さを伝えるため、国内産を中心になるべくグレードの高い品をすすめている。い草は、政府からセーフガードが発動された品目であるが、いったいどんな社会問題が隠されているのだろうか。そのことにも意見を聞いてレポートしていこう...。

 

 

 


 

         

 

 

 

タタミワールド
http://www.tatami-world.com/
 

つづく

 

 

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